元祖鬼娘

 鬼娘といえばリゼロのメイド姉妹ですが、昭和生まれのオッサンとしては「うる星やつら」の「ラムちゃん」です。
 その「うる星やつら」が、10月から新規アニメとしてスタートします。
 前回のアニメシリーズが放映されていたのは、80年代。
 初代ガンダムの放映の少しあとで、リアル路線のロボットアニメの全盛期でした。
 当時、小学生だったわたしには、「ラムちゃん」は、なんかいつも怒って雷を落とす(物理的に)ちょっと怖い女性でした。
 今にして思えば、「可愛い嫉妬」なのでしょうが、中二病予備軍の小学生男子には理解しがたいものでした。
 これは仕方のないことで、アニメシリーズを担当していたオシイマモル監督が、制作当時「ラム」のキャラクターに思い入れが無かったらしく、見ている方としてはも、「カツオの悪戯に怒るサザエ」くらいにしか感じられませんでした。
 良くも悪くも、アニメ「うる星やつら」は、高橋留美子先生の作品ではなく、押井監督の作品だったと思います。
 リバイバルされる今期のシリーズは、原作のエピソードをチョイスして制作されるようで、「ラムちゃん」の人間性(宇宙人ですが)も掘り下げられて魅力的なキャラクターになるのではと思います。
 アニメーション制作は、「ジョジョ」のテレビシリーズで好評なdavid productionですし、ビジュアルのクオリティは期待できます。
 気になるのは、初回で「ラムちゃん」のブラが取れるシーンがどうなるかですね。
 謎の光が仕事をするのでしょうかね。